BSテレビ東京 日経スペシャル小谷真生子の地球大調査  〜SDGs・ESDが変えるミライ~ 12月13日(金)夜9時~10時24分放送

危機“クライシス”に立ち向かう!
2024年12月13日(金)夜9時

MC

小谷真生子(経済キャスター)、藤井由依(テレビ東京アナウンサー)

解説

松本裕子(日本経済新聞記者)

ゲスト

宮田裕章(慶應義塾大学医学部教授)
春畑佳子(日本ハム㈱サステナビリティ部部長)

2030年が達成期限のSDGs=持続可能な開発目標。残された時間が少ないにもかかわらず、達成に向けて軌道に乗っているのは目標全体の2割弱にとどまっている。ある調査では、2023年の国家規模の紛争は前年よりも3件多い59件で、第2次大戦後最も多くなった。また、世界の飢餓レベルもコロナ禍、紛争、気候変動、インフレなどの影響で上昇し、高止まりしたままだ。持続可能性の危機はむしろ深まっている。
私たちは目の前にある「危機=クライシス」にどう立ち向かうべきなのか。番組はインフラ、食、ものづくりなどの分野で課題解決に挑む人々の取り組みを取材し、スタジオでの議論を交えて紹介する。

・食品衛生法の改正によって今年から伝統的な漬物が絶滅の危機に晒されている。秋田県の郷土料理「いぶりがっこ」もその1つ。そこで、おばあちゃんたちが作り続けてきた秘伝の味を守るため、若くして農家を志した女性が奮闘する様子に密着する。
・飛行機やバスなど他の移動手段よりCO2排出量が少なく、見直されつつある鉄道。しかし、慢性的な人手不足に直面し、欧州ではストも頻発している。そんな中、日立製作所が米半導体大手エヌビディアとAIを活用した新たなサービスを発表。危機に瀕した生活の足を守る事ができるのか。
・道路の陥没やトンネルの崩落など、日本を支えるインフラが危機に面している。補修したところを敢えて隠さず、透明にすることでコンクリートの経年変化をモニタリングすることができる独自の工法でインフラを守る中小企業の挑戦を取材。
・世界に迫る「タンパク質クライシス」。食料不足の懸念や環境意識の高まりなどを受け、今後需要が拡大する代替品に注目が集まる中、食肉大手の日本ハムでは、フォアグラの代替品「グラフォア」をはじめ、大豆を使った肉や細胞性食品などを開発。多様なタンパク質のニーズにどう応えていくのか、また、食肉業者が手がける新たな街づくりの構想とは?
・ほか

番宣
https://www.youtube.com/watch?v=chs-xGMWGts&t=30s
番組HP
https://www.bs-tvtokyo.co.jp/sdgs/

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