日本流「もったいない」の美学2024年9月21日（土）夜9時
MC
小谷真生子（経済キャスター）、藤井由依（テレビ東京アナウンサー）
解説
松本裕子（日本経済新聞記者）
ゲスト
成田悠輔（経済学者・半熟仮想代表）
ケニアの環境活動家ワンガリ・マータイさんが環境保護運動の合言葉に用いて世界的に広まることとなった日本のことば「MOTTAINAI（もったいない）」。資源を無駄使いせず、自然の恵みに感謝し、環境を守り、調和しながら暮らす日本独特の「もったいない」は、ものづくりや暮らし方、そして経済活動にどう生きているのか。「もったいない」の美学を追求する人々の姿を描く。
・太陽光パネルの発電効率を上げるために、地面に反射シートを敷く技術を開発。このシートにはどんな「もったいない」発想の技術が込められているのか。
・もてあます時間がもったいない…。もてあます知恵や技術がもったいない…。シニア層やプレシニア層が積極的に取り組んでいるスポットワークの現場を取材。
・パリ五輪の会場でみつけた「もったいない」。選手村で使われたマットレスを二次流通させる取り組みがフランスで深刻化しているある問題の解決に貢献。
・振動や光、熱などのエネルギーを有効利用する「エネルギーハーベスティング」に挑む研究者。彼らの目には地球上の何が「もったいない」に映るのか。