“循環”が世界を変える
~“輪”“環”の発想に商機あり~
2024年3月15日(金)夜9時
MC
小谷真生子(経済キャスター)、藤井由依(テレビ東京アナウンサー)
解説
松本裕子(日本経済新聞ESGエディター)
ゲスト
成田悠輔(経済学者・半熟仮想代表)、中里唯馬(ファッションデザイナー)
SDGsの達成、ESGの実践には「輪」「環」の発想が不可欠です。気候変動対策における循環型社会、循環型経済の形成はもちろん、企業活動におけるステークホルダーへの配慮、目標達成に必要なパートナーシップなど、健康、福祉、教育、ジェンダー、エネルギー、まちづくり、どれをとっても「環」「輪」はキーワードのひとつなのです。
今回は、その「環」「輪」をどのように形成するか、試行錯誤を重ね挑戦を続ける人々の取り組みを取材します。
・フランスで施行された「循環経済法」。2022年から衣料品の廃棄を禁止し、リサイクルや寄付が義務付けられている。服の修理・直しに手当を支給する制度も始まった。EUでは、2025年にも売れ残り衣料品の廃棄が禁止されリサイクルが強化される。ファッションの好循環をどうやって作るのか、フランス現地取材で紐解く。
・1月に開かれた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の会場近くで、アジア各国から集まった経営者や専門家が議論に花を咲かせていた。テーマは「アジアのサーキュラーエコノミー」。彼らが考えるサーキュラーエコノミー実現に必要なこととは?
・日本の限られた国土でどうしたら太陽光発電を効率的にできるか。京都の中小企業が目をつけたのはマンションの「手すり」。その具体的な方法とは?
・能登半島地震によって壊滅的な被害を受けた輪島市の伝統工芸「輪島塗」。樹液を木に塗るという循環型のものづくりで、しかも何人もの専門の職人が分業で漆器を作り上げる独特な産業構造、いわばサプライチェーンを、この先、どうやって再生すればよいのか。
番宣
https://youtu.be/rVBltoY99d4
HP
https://www.bs-tvtokyo.co.jp/sdgs/