BSテレビ東京 日経スペシャル サステナMIRAI 小谷真生子の地球大調査 9月12日(金)夜9時~放送

「猛暑」にどう挑む?2025年9月12日(金)夜9時

MC

小谷真生子(経済キャスター)、藤井由依(テレビ東京アナウンサー)

ゲスト

廣瀬俊朗(元ラグビー日本代表キャプテン)

解説

山根小雪(日経BP 総合研究所)、安藤 淳(日本経済新聞)

国内最高気温を更新した今年の夏。パリ協定で定めた「1.5度目標」の進捗は不十分で地球の沸騰化が進んでいます。私たちの生活にも深刻な影響を与える気候変動。農産物にも影響が出る中で、暑さに強い品種や新たな農法など適応策も進んでいます。一方でこれらは「変化した環境への適応」に過ぎないとも言えます。私たちは温暖化を止めるという根本的な課題に対し何ができるのか考えます。

  • ▼記録的な暑さとなった今年の夏。猛暑は消費行動や企業戦略に影響を与えます。この暑さを商機ととらえた企業がそれに対応した商品やサービスを提供することで、新たなビジネスも生まれています。
  • ▼コメの供給不安が広がるなか、猛暑と水不足で東北や新潟などでコメの生育への影響が懸念されています。最新の研究によれば、地球温暖化による収量の減少や品質の低下は従来の予測以上に深刻とも。こうした中、高温に負けない品種や水をはらない田などに光明を見いだそうとする動きがあります。働き方も含め持続可能な農業のあり方とは?
  • ▼世界最高レベルの放射冷却素材を日本のスタートアップが開発しました。熱を宇宙に跳ね返すことで、エネルギーを使わずに外気より温度を下げるのだといいます。テントのような使い方のほか、空調を使えない工場での従業員の作業環境改善にも使われ始めています。
  • ▼中国で「DOC」という海水からCO2を回収する実証試験が進んでいます。海からCO2を取り出すことで海は再び大気中のCO2を吸収できる状態になります。中国が脱炭素を進める背景には何があるのか。一方、大阪・関西万博では空気からCO2を集める技術「DAC」で会場内で発生したCO2を燃料に変える実験が行われていました。直接CO2を集める技術は地球温暖化対策の「最後の砦」となるのでしょうか。

    番宣:https://www.youtube.com/watch?v=2oYOZ2F6_0E
    番組HP:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/sdgs/

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