【 よろしこ通信 vol.145 】 2016年2月22日

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 ■ 目次 ■

  1. 社長のつぶやき (社長 宮崎敬士)
     第56回 「木を見て森を論じたい」

  2. メディアジャパンからのお知らせ
     今週木曜放送「カンブリア宮殿・異色のスキー場再生請負人」

  3. 女編集者・アイコの仕事場 (編集 高田愛子)
     第15回 「驚きの上映時間とキャスティング!
            常識外れの映画から見える面白さとは」

  4. 新人ADが見た“メディアジャパンのちょっといい話”
            (アシスタントディレクター 堀口春菜)
     第31話 「上司がクビの危機!?」

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  1. 社長のつぶやき (社長 宮崎敬士)
     第56回 「木を見て森を論じたい」


 あのよくテレビに出ていた
 丸山和也参議院議員の発言が「問題」となっている。

 「アメリカは黒人が大統領になっている。これは奴隷ですよ。」
 という部分の発言だ。

 ちなみに、オバマ大統領は
 ケニアからアメリカに留学した父親と
 白人の母親の間に生まれているので
 奴隷の子孫にはならない。

 この部分だけをみれば、明らかに間違いではある。
 しかし問題なのは
 この木を見て森の話が出来ていないことではないかと思うのだ。

 丸山議員は、もっと広い俯瞰的な話をしており
 その一部を切り取って問題にしているのだ。

 ちょっと長いけど、引用します。

 |憲法上の問題でもありますけれど、
 |ややユートピア的かもわかりませんけれども、
 |例えば、日本がですよ、
 |アメリカの第51番目の州になるということについてですね、
 |例えばですよ、憲法上どのような問題があるのかないのか。
 |例えばですね、そうするとですね、例えば集団的自衛権、安保条約、
 |これまったく問題になりませんね。
 |それから今、例えば、拉致問題ってありますけれど、
 |拉致問題って恐らく起こってないでしょう。
 |それからいわゆる国の借金問題についてでも、
 |こういう行政監視の効かないような、
 |ズタズタな状態には絶対なっていないと思うんですね。
 |
 |これはですね、例えば日本がなくなることじゃなくて、
 |例えばアメリカの制度によれば、
 |人口比において下院議員の数が決まるんですね。
 |比例して。それとですね、恐らく日本州というような、
 |最大の下院議員選出州を持つと思うんです、数でね。
 |上院は、州1個で2人。
 |日本をいくつかの州に分けるとすると、
 |十数人の上院議員もできるとなると、これはですね、
 |世界の中の日本というけれども、日本州の出身が、
 |アメリカの大統領になるという可能性が出てくるようになるんですよ。
 |ということは、世界の中心で行動できる日本という、
 |まあ、その時は日本とは言わないんですけれども、
 |あり得るということなんですね。
 |
 |バカみたいな話だと思われるかもしれないかもしれませんが、
 |例えば今、アメリカは黒人が大統領になっているんですよ。
 |黒人の血を引くね。これは奴隷ですよ。はっきり言って。
 |リンカーンが奴隷解放をやったと。でも、公民権も何もない。
 |マーティン・ルーサー・キング(牧師)が出て、
 |公民権運動の中で公民権が与えられた。
 |でもですね、まさか、アメリカの建国、当初の時代に、
 |黒人・奴隷がアメリカの大統領になるとは考えもしない。
 |これだけのですね、ダイナミックの変革をしていく国なんです。
 |
 |そういう観点から、例えば日本がですね、
 |そういうことについて、憲法上の問題があるのかないのか、
 |どういうことかとお聞きしたい。

 黒人でも大統領になれる
 ダイナミックな変革が出来る国と表現する一部として
 誤った言い方をしたのである。

 それをそんなに責め立てる必要があるのか?
 私はこれを暴言・失言とは思えない。

 二世議員ばかりが首相になっているこの日本へ
 大きな一石だと私は思う。

 冒頭の殺人事件も同じ。
 木を見て森を論じていないことが問題ではないかと思う。
 どうして人が人を殺してしまうのか、
 考えなくてはいけないのではないか?

 木を見て森を論じたいと切に願う。

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  2. メディアジャパンからのお知らせ
     今週木曜放送「カンブリア宮殿・異色のスキー場再生請負人」


 20年ほど前、一大ブームを巻き起こしたスキー。
 最盛期には1800万人ものスキー人口があったが、
 今は770万人…半分以下にまで減っている。
 それに伴いスキー場は、業績不振や廃業を余儀なくされてる。

 そんな中、不振のスキー場を次々と請け負い
 再生させている企業がある。
 株式会社マックアースだ。
 参入からわずか8年で
 日本最大数の34ものスキー場を運営している。

 代表取締役の一ノ本は、スキー場の麓のロッジで育ち
 元スキーの国体選手でもあった。
 スキーヤー目線でスキー場の改善を行う一方
 スキー場のある町そのものの成り立ちや雇用を考え経営を行う。
 また、インバウンドを呼び込むため
 南国・タイで雪のテーマパークづくりにも協力している。

 スキーで、ビジネスの成功とともに
 地方再生にも貢献する一ノ本の経営に迫る。

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 テレビ東京系 カンブリア宮殿
 「 斜陽産業にチャンスあり!異色のスキー場再生請負人
  株式会社マックアース 代表取締役 一ノ本 達己」
 2016年2月25日(木)22:00~22:54放送

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 制作スタッフ
 プロデューサー 宮崎敬士
 ディレクター 大島伸司
 アシスタントディレクター 堀口春菜

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  3. 女編集者・アイコの仕事場 (編集 高田愛子)
     第15回 「驚きの上映時間とキャスティング!
            常識外れの映画から見える面白さとは」


 現在公開中の「ハッピーアワー」という映画を観に行きました。
 この映画、なんと上映時間が5時間17分。
 上映中は2回休憩がありました。
 映画館に16時に入り、出たのは22時です。
 こんなに長時間、ひとつの映像を見続ける事は、なかなかない経験でしたが
 それが出来てしまう、不思議な魅力が詰まった映画でした。

 物語は神戸を舞台に、30代女性4人の家庭や仕事、
 人間関係を描いたものです。
 冒頭で、4人がピクニックに来てお弁当を食べるシーン。
 何気ない会話が始まるのですが…
 いつも見ている映画やドラマとは明らかに何かが違うのです。
 それは、演技が「下手」なのです。

 実は、この4人の主演女優は
 監督が主催した「即興演技ワークショップ」というイベントの参加者で
 他の役者も含め、ほとんどが一般人の演技未経験者。
 にも関わらず、なんと国際映画祭で4人は主演女優賞を受賞したのです。

 その前評判を知ってはいても、
 セリフはちょっと棒読みで、ぎこちない。。
 これで5時間ももつのか?と思えました。
 劇中は普通の女性が抱えていそうな悩みや、
 どこにでもある生活風景が描かれます。
 いつの間にか、時間が経つうちに
 最初の「下手」の衝撃はなくなっていました。
 それどころか段々と演技なのか自然体なのか
 分からなくなる時もあるくらい上手だと感じるようになりました。

 撮影期間は8ヶ月間なので、
 徐々に経験値が上がっているのでしょうが、
 そもそも演技の上手い下手って何?とさえ考えさせられました。
 そのとき気付いたのは、いつも見ているドラマや映画は
 とってもわかりやすい演技だという事です。
 表情やしゃべり方のニュアンスから、
 ある程度の流れが読み取れるからです。
 もちろん、その演技自体が役者の力量なのだと思います。
 ですが、この映画はそれが無いからこそ面白いのでした。

 例えば、ちょっと言い合いになるようなシーンでも
 声を荒げないし無表情。
 登場人物が何を考えているのか、ちゃんとは分からないのです。
 でもその静かな状況はとても日常に近い風景でした。
 その場面に居合わせているようなハラハラした気持ちにもなります。
 彼女たちの演技らしくない演技は、
 そういう常に生々しい空気感がありました。

 そして物語が進むにつれ、
 徐々に彼女達の本音や感情的な一面が出てきて
 どんどん変わっていく登場人物の心情に
 5時間17分、こっちはずっと考えさせられっぱなしで
 この先どうなっていくんだろうと、
 映画から目が離せなくなるのでした。

 監督は「これがこの映画の一番短い形だった」と言っています。
 1時間や2時間でまとめられる映像もあれば
 5時間かけてでも表現したい映像があり、
 そしてそれに挑む役者達の演技から
 新しい映像の見方を教えてもらえたような気持ちになりました。

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  4. 新人ADが見た“メディアジャパンのちょっといい話”
            (アシスタントディレクター 堀口春菜)
     第31話 「上司がクビの危機!?」


 2014年4月に始まった
 「メディアジャパンのちょっといい話」シリーズ。
 あれからおよそ2年が経ち、
 今回をもって卒業することが決まりました。

 少しでも社内の雰囲気が皆さんに伝わっていたら嬉しいです。
 今までご視聴くださった皆様、ありがとうございました。

 最終回となる今回は、私堀口が上司の危機を救います。
 ADはこんな仕事も任されるのです。

 こちらからご覧ください。
 http://me-ja.co.jp/goodstory.html