【 よろしこ通信 vol.140 】 2015年11月26日

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 ■ 目次 ■

  1. 社長のつぶやき (社長 宮崎敬士)
     第53回 「売れすぎて困っちゃう」

  2. 女編集者・アイコの仕事場 (編集 高田愛子)
     第14回 「有名歌手のミュージックビデオから発見!
               地味だけど意外なテクニック!」

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  1. 社長のつぶやき (社長 宮崎敬士)
     第53回 「売れすぎて困っちゃう」


 あまり無いことなのだが
 今、売れすぎて困っているのがテレビCMだ。
 実は12月~1月にかけて、ほぼ完売なのだ。

 それだけではない。
 某局は、全営業マンが売ったCMを集計したところ
 なんと売れる量の130%にもなったというのだ。
 しかも、そういう局が数局ある。

 この30%、どうするのか?

 答え
 【返す】か【来月に繰り越し】。

 しかし、年末年始にオンエアしたいから集中するのであって
 繰り越しなどNGだ。

 某局は、新規を断ったり
 料金1割UPで買ってくれないか、とか
 もともと安い価格で買っている昔からのお客さんを断ったりするなど
 さまざまな対応をしているが、各地でひんしゅくを買っている。
 そりゃそうだ。

 なぜ、こんな事態が起きたのか?

 実は、全体的に視聴率が下がっているため、視聴率のコスト
 つまり「1%あたりいくら」で買っているお客さんには
 CMの量を増やさないと購入金額にならない
 という現象が起きているのだ。
 ということは、同じ量を売っても、売上は下がるのである。

 あらためて時間は有限なのだと私は確認したのだが
 実際売っている私たちは、仕入れが出来ないので迷惑なのだ。
 なんとかして欲しい。

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  2. 女編集者・アイコの仕事場 (編集 高田愛子)
     第14回 「有名歌手のミュージックビデオから発見!
               地味だけど意外なテクニック!」


 先月、名古屋に本社を置く脱毛サロン「リンリン」さんの
 キャンペーンCMを制作させて頂きました。
 CMは白背景にモデルの女の子がワンショットで
 キャンペーンの告知をしてもらう内容でした。

 そこで、監督の若林から
 背景が白いし、画がちょっと寂しいので
 編集で実写とアニメーションを融合したい。
 という要望がありました。そのイメージとして
 参考に見せられた映像は
 なんと、“きゃりーぱみゅぱみゅ”のミュージックビデオ。

 彼女のMVは、最先端のCG技術とか使いまくっているので
 特別なソフトじゃないと真似出来ないんじゃ…。
 というのは私の勝手なイメージですが
 実際、〆切が迫っていたので若干不安になりました。

 そのMVは、「グッバイティーチャー」という曲で
 きゃりーぱみゅぱみゅの歩くアクションに合わせて
 星やハートなどのイラストが飛んだりハジけたり
 滑らかな動きで、沢山のアニメーションが出てくるのです。
 このアニメーションをCMにも取り入れよう!となり
 とにかく見よう見まねしてみる事にしました。

 アニメはポンッと出てすぐ消えてしまうので
 1コマずつ再生して、動きをよく見てみる事にしました。
 すると、それが手書きのアニメーションだと言う事が分かったのです。
 なぜ手書きと分かったかというと
 よく見ると、ハートや星の線の質感が、手書きの揺れた線で
 機械で描いたような直線ではないからです。

 ただのコマアニメだったのか!と
 アナログさに驚いたのですが、これなら自分にも出来ると思い
 早速それを参考にしてアニメーションを作りました。
 1枚ずつ描くので、手間と時間はかかるのですが
 手描きなので、動きが機械的にならずに
 滑らかでコミカルな動きが出せます。
 そして、完成したCMには
 出演した女の子のアクションに合わせて
 アニメーションが飛び出すようにしました。

 有名なアーティストのMVって
 到底真似出来ない手法ばかりだという先入観がありましたが
 今回のCMをきっかけに、
 昔ながらのアナログ手法を再認識出来ました。

 完成CM
 http://www.me-ja.co.jp/p-a1009.html