【 よろしこ通信 vol.137 】 2015年10月14日

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 ■ 目次 ■

  1. 社長のつぶやき (社長 宮崎敬士)
     第50回 「初めて見た、じゃないだろう」

  2. 取材者の目線 (映像制作ディレクター 加藤健)
     第97回 「『映像で語る』ことを
            教えてくれたのは、●●でした」

  3. 元・楽天“よろしこSHOP”店長の現場 (店長 工藤愛)
     第36話 「運動会のお弁当作り」

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  1. 社長のつぶやき (社長 宮崎敬士)
     第50回 「初めて見た、じゃないだろう」


 最近、携帯電話にいわゆる迷惑メールが届くようになった。
 私の知り合いで“迷惑”ではなく
 どんな内容のメールが来るのか楽しみにしている人がいるので
 「いわゆる」とつけておく。

 その都度、迷惑メールとして申告して、
 そのドメインからは届かないようにしていた。
 対策が功を奏したのか来なくなった。
 しかし代わりに、英語の迷惑メールが届くようになったのだ。

 ジェームスやらジョンやら、全く知らない外人から届くのである。
 もちろん英語なので、内容は分かりません、
 翻訳ソフトにかけてみる気にもならない(笑)。
 しかも時差であろうか、夜中に頻繁に来るのである。

 うっとうしいので、名古屋のソフトバンクショップに相談に行った。
 女性の店員が「基本的な対策はできていますね。
 では絶対に届かないと困るアドレスを教えてください」
 というので、会社など必要なアドレスだけを通過出来るようにした。

 しかし、いっこうに治まらない。
 仕方ないので、東京出張中に同じくショップに駆け込んだ。
 男性の店員は私に届くメールを見て、
 一言「初めて見たメールです」。
 そんなことはどうでも良い。どうにかならないのか。
 「方法は2つあります。アドレスを変えるか、
  パソコンメールからのメールを一切受け取らなくするか」

 おいおい。それはお前の見解だろ。
 なぜ、国内からのメールはブロックできていて、
 海外は出来ないのか、調べるべきではないのか。
 キャリアのチェンジを思案中である。

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  2. 取材者の目線 (映像制作ディレクター 加藤健)
     第97回 「『映像で語る』ことを
            教えてくれたのは、●●でした」


 もうだいぶ前のことで、タイトルもはっきりしない番組なのですが、
 強烈な印象を今も持ち続けている番組があります。

 それはNHK教育テレビのドキュメンタリーで、
 ドイツの片田舎にある一軒の農家が、秋に家族総出で冬のための食糧の
 支度をする様子を、実に丹念に追いかけていました。

 彼らの冬支度。

 それは、家畜から選んだ一頭の「ブタ」を、半日がかりで解体して、
 干し肉やハム、ソーセージなどに加工するというもの。

 庭に連れ出されて「ぴぎー」とか叫んでいるブタの心臓に、
 家長の男性がナイフを入れます。

 痙攣しながら生き途絶えるブタ。

 その後は皮をはいで、きれいなピンク色の肉を丁寧に解体。
 塩漬けにします。

 このとき、血もなるべくこぼさずにバケツに受け取ります。

 さらに内臓も一つ一つ取り除きます。
 そのまま食べられる部分はレバーに。
 腸の皮は、ていねいにしごいて肉を詰め、ソーセージにします。

 僕はこのときあらためて「腸詰め」という
 ソーセージ本来の由来を知りました。

 最後にバケツにためた血を持ってきます。
 十分にかき回して固まってきたら、これも腸につめてソーセージにします。
 この「血のソーセージ」は、みんなが大好物のいわば郷土料理だそうです。

 当然ですが、捨ててしまうところなんてほとんどありません。

 食べ物を得ることが一大事だったはるか昔から受け継がれてきた
 ヨーロッパ人の文化を強烈に思い知らせてくれます。

 この一連の作業は、家族総出で行う行事。
 おそらく日本でいえば年末の餅つきや大掃除のような雰囲気です。

 だから、ブタが解体される一部始終は、
 女性はもちろん、小さな子供たちもすべて見ているし、
 大人たちを手伝います。

 きっとこの子どもたちは、日本の子どもたちより
 「食べ物」に関する思いは格段に豊かに育っていくでしょう。

 僕も、たまたま見ていたこの番組で
 「人が生きていく、食べ物を食べていくとはどういうことか」を
 強烈に思い知らされた気がしました。

 一見残酷な映像のようにも思えますが、一方で、
 このドイツの片田舎で何年も受け継がれてきた素朴な料理が、
 美味しそうに見えてしょうがありませんでした。

 これもきっと人間の野生の中に残っている
 「食べたい」という感覚だったと思います。

 そんじょそこらの「グルメ映像」などとは、
 迫力や呼び起こされる想いが全然違うのです。

 そんな貴重な体験をさせてくれる映像は、
 もちろんモザイクなど一瞬たりともかかりません。

 映像で見せる、とはどういうことか。

 僕にとっては、制作に迷ったときにいつも
 頭の片隅に思い浮かぶ番組です。

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  3. 元・楽天“よろしこSHOP”店長の現場 (店長 工藤愛)
     第36話 「運動会のお弁当作り」


 先日娘の幼稚園で運動会がありました。
 毎日お弁当持参の園なので、作ることは馴れていますが、
 所詮園児1人分、量は少ないので品数はわずかです。

 しかし、運動会や遠足といった行事のお弁当はいつもとは違います。
 家族分まで用意しなくてはなりません。
 しかも今回我が家は、私たち夫婦に加え、
 それぞれの両親にも声をかけたので大人6人+子供1人分!
 これはかなりの大仕事です。

 「やっぱり母親として頑張っている姿も親に見せたい」なんて
 ちょっと見栄を張ってみたい気持ちや、
 「わが子が周りのお友達から羨ましがられる姿も見たい」
 なんて気持ちもあったり(笑)
 というわけで、彩りよく、可愛いお弁当を頑張って作りました。

 仕込みは前日から、娘と一緒に楽しみながらです。
 卵があまり好きじゃない娘には、
 茹でたウズラ卵のデザインをあえてお願いする作戦を実行。
 苦手なものでも自分が頑張って作ったものなら、食べてくれるので(笑)

 細いストローで、穴を複数空けてもらって、
 そこに茹でたニンジンを入れます。
 あっという間に可愛い水玉模様の卵です!

 ちなみに、今回は自社で作ったお弁当DVDを参考に。
 カニカマをリンゴに、
 ブロッコリーは木に、
 ハムやウィンナーはお花に見立ててつくりました。
 ウサギのおにぎりは、耳の接続部分にパスタを使うんです。
 お昼時にはふやけてそのまま食べられます。
 これは新発想!

 当日お弁当のふたをとると、娘の友達が集まり、
 「かわいい~!食べたーい!」なんて言われ、
 娘は自慢げに「これは私が作ったの。これはママだよ。」
 なんて説明していました。
 両家の母親からも「すごーい!頑張ったじゃん!」と。
 おかげさまですぐに完売です。

 年に数回の行事でのお弁当作り、
 主婦にとってはなかなかの苦痛だったりしますが…(笑)
 でも子供が喜んでくれるなら楽しめるかもしれません。