[メールマガジン]よろしこ通信vol.164

2016年12月26日

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■ 目次 ■

1. 社長のつぶやき (社長 宮崎敬士)
第67回 「ランドセルを背負ってハッピー生活」

2. 取材者の目線 (映像制作プロデューサー 矢島靖)
第113回 「既存の思想をぶっ飛ばせ」

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1. 社長のつぶやき (社長 宮崎敬士)
第67回 「ランドセルを背負ってハッピー生活」

私に会った人はお分かりですが…
私、ランドセル背負っています。

ランドセル背負って半年あまり経ちまして
以前に比べて本当に多くの人に
話しかけられるようになりました。
特に女性から声をかけられます。

とうとうというか、ついにというか
先日、東京の山手線内で
ランドセルを背負った小学生の女児に…
「それ、ランドセル?」
って聞かれました。

「はい。ランドセルだよ、大人の…」
と答えたら、目を丸くしてました。
「そんなのあるんだ!」って顔でした。

私は、自分ではわからないのですが
普段はムッとしている顔のようで
道を尋ねられるなどあまりない人なのですが
ランドセルを背負ってからは一変して
「良い人」と思われているのでしょうか?

「それってランドセルですか?」
「どこで買えるのですか?」
「初めて見ました」
などなど、数え切れません。

まぁ、世知辛い日本
見ず知らずの人に突然話しかけられるのもまた良し、ですね。

今年一年、皆さまありがとうございました。
来年もこのメルマガは続きます。

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2. 取材者の目線 (映像制作プロデューサー 矢島靖)
第113回 「既存の思想をぶっ飛ばせ」

「今年はどうかね・・・」
私の出身地・長野県諏訪地方に住む友人に毎年必ず聞く事がある。
諏訪湖に出現する氷の亀裂“御神渡り(おみわたり)”だ。

寒冷地・諏訪。
マイナス10度の冷え込みが数日続くと、
諏訪湖の表面はおとな数百人が乗れるほどの厚さに氷が張る。
その氷の膨張と収縮によっておきる自然現象が“御神渡り”だ。
地元では“神様の足跡”とも呼ばれている。
それは・・・

7年に1度の奇祭“御柱祭”が開かれる諏訪大社。
御柱を簡単に説明すれば、
八ヶ岳から切り出された木を、諏訪湖ほとりにある神社、
上社と下社の2カ所に運ぶ祭りだ。

その上社・下社は、諏訪湖を南北に挟んだ形で存在する。
不思議なことに“御神渡り”は、
その2つの神社を結ぶ形で出現するのだ。

昭和50年代ごろまで、諏訪湖には毎年氷が張り、
スケートやワカサギの穴釣りが地元住民の娯楽だった。
氷の上で楽しむため御神渡りも間近で見る事ができた。
しかし近年。
暖冬の影響で御神渡りができる回数が減ってきたのだ。

夏は花火大会。冬はスキーや温泉など観光地として潤っていた諏訪。
50mの高さまで吹き上げた当時日本一の間欠泉も大きなウリだった。
「観光客離れの現象が激しい。ピーク時の50%まで落ち込んだ。
昨年は大河ドラマの影響や御嶽山の噴火の影響でようやくプラスになった。
でも、素直に喜べない・・・」役所に務める知人は語る。

間欠泉の勢いも無くなり、今や5mが限界。
観光の目玉が無いと言うのだ。

であれば、仕掛ければ?
「諏訪は精密の街。
海外にダイヤモンド加工職人が集まる街がある。
時計職人が集まる街もある。
同じ様に職人を集めちゃえば・・・?
街の一角を時計やカメラのレンズ磨き職人が集まる場所をつくっちゃえ。」
「通りの両側には、ガラス越しに
宮崎駿氏のような姿をした職人がコツコツ働く。
この街に壊れた時計を持ってくれば何でも直してくれる。
いいねえ〜。」

古い友人だからこそできるフランクな会話。
しかし、役所に勤める彼は・・・
「浸透するかね〜」と。

なぜ、観光客の集客にこだわるのか?
諏訪の強みが徐々に失われつつあるのに、何にすがれば良いのか?
であれば、目線を変えてしまえと思う。
職人が暮らす街が良いとは決して確信できない。
でも、諏訪の住民たちが「日本のスイス」なんて言っているならば、
本当にそうしちゃえ。
仮に“日本のスイス”ではなく“日本のシリコンバレー”になったら
確実にマスコミは取材する。
そこは確信できる。

古き友人とこんな話しをするとは・・・
1年1年確実に歳をとっている。
来年は若返ろう。