[メールマガジン]よろしこ通信vol.130

2015年7月1日

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■ 目次 ■

1. 社長のつぶやき (社長 宮崎敬士)
第47回 「安全神話の崩壊」

2. 女編集者・アイコの仕事場 (編集 高田愛子)
第12回 「日本人の無表情を
ユニークに魅せたアメリカ人監督」

3. 新人ADが見た“メディアジャパンのちょっといい話”
(アシスタントディレクター 稲川達也)
第24話 「巨大ダンボール箱の中身は・・・」

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1. 社長のつぶやき (社長 宮崎敬士)
第47回 「安全神話の崩壊」

私は通勤電車のごとく新幹線を使う。
とうとうおきてしまった新幹線内での焼身自殺。
他人を巻き込んだこの事件
当然セキュリティの強化となるのであろう。
この先が思いやられる。

時速300kmで走り、1時間以上止まらない車両が
今まで無傷でいられたのは奇跡だ。
イスラム圏で頻発している自爆テロ。
これを新幹線でやることは簡単なことなのだ。
時速300kmの新幹線の1両が吹き飛ばされたら
16両ごと倒れるであろう。
いったいどんな惨状に、想像はしたくない。

今まで命がけで乗る飛行機より
安全な地べたの新幹線という感じで
名古屋―博多などは好んで新幹線を使ってきた。
しかしもう怖くて乗れない…。

この前に起きたドイツ機墜落事件。
機長が精神病であった。
探知機の能力を上げるなら、機械やモノのチェックではなく
人間の「おかしい」方を見つけてくれないかな?

切に願う。

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2. 女編集者・アイコの仕事場 (編集 高田愛子)
第12回 「日本人の無表情を
ユニークに魅せたアメリカ人監督」

アジア人というのは、パッと見みんな同じ顔に見えるとか
無表情で喜怒哀楽が分からないとか思われることがあります。
私は、外国の人からは日本人もそう見られているんだと思っていました。
ですが、ある映画を見て
日本人の無表情がこんなに面白く見えるのか!と気付かされました。
しかも、それをアメリカ人の監督が撮っている事を知り
更にこの映画のワンシーンずつが面白く見えたのです。

2013年に公開された「キューティ&ボクサー」は
ある夫婦の4年間に密着したドキュメンタリー映画です。
80歳の現代芸術家・篠原有司男(うしお)と、彼の妻・59歳の乃り子は
NYで出会い、結婚し、一人息子がいる芸術一家です。
今でも現役で絵画や彫刻のアートにのめり込む有司男。
乃り子も元々は19歳の時に美術を学びにNYにやって来たけど
結婚してからは妻として母として、
時には有司男のアシスタントとして生きてきました。
そして乃り子もアーティストとして絵を描く活動を再開。
夫婦による二人展が企画され、彼らの制作現場と日常生活を追うという内容。

この映画、ナレーションなどはありません。
波乱に満ちた40年間の結婚生活を振り返る、乃り子の語りはあるのですが
有司男に関してはそれが無いので、何を感じてどう思っているかは
見る人の想像に委ねられる部分が大半なのです。
ただ、それは難しい事ではありませんでした。

なぜなら、この映画でよく見るのは有司男の無表情のアップ。
これが見る人の想像力を膨らませる仕掛けなのです。
アップが頻発するのは、乃り子との会話の後です。
能天気な有司男は、冷静な乃り子にいつもずばっと一刀両断されます。

その後の有司男は無表情。
有司男の顔のカットは5秒間くらいでしょうか。
バツが悪いのか、ぐぅの根も出ないのか、
目を合わさないで、キョロキョロ遠くの何かを見るのです。
いつもは騒がしい有司男のその様子が
最初はユーモラスに見えてたまりませんでした。

徐々に見ていくうちに、
有司男の無表情から感情の浮き沈みが分かるようになってくるのです。
一番私がグサっときたシーンは
絵を描き終えて「難しいなーこれが良いとか悪いとかじゃないんだよなぁ」
と悩んでいると、乃り子が一言「私は良いと思わない」。
有司男は黙ってしまいノーリアクション。

私にはその時の無表情は、情けない旦那の顔ではなく
葛藤する芸術家の顔に見えました。
あえてじっくり見せることで、有司男の喜怒哀楽が想像出来るのです。

そして、この無表情の顔を
アメリカ人が捉えている事に面白さを感じるのです。
日本人はジェスチャーを使って感情を大きく表現する文化はありません。
ですが、しわしわ顔のおじいちゃんの無表情から、微妙な感情を感じ取る事は
国柄も関係なく、全人類に備わっている能力なのです。
だからこそ、きっと映像は面白く見られるんだろうと感じました。

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3. 新人ADが見た“メディアジャパンのちょっといい話”
(アシスタントディレクター 稲川達也)
第24話 「巨大ダンボール箱の中身は・・・」

先日、東京事務所に妙な宅配物が届いた。
大人が楽々入ることができるほどの、巨大なダンボール箱。

一体何が送られてきたのだろうかと、
恐る恐る開けてみると、そこには・・・。

こちらからご覧ください。
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